様々な病気につながる!?オカメインコの慢性的・過剰な発情を抑制しよう

綿棒にはしゃぐレモン氏

快適に保たれた温度や夜でも明るい室内💡
人間や鳥さんにとって過ごしやすい環境は、鳥さんが慢性的に発情しやすくなってしまうことがあります。

過剰な発情によって女の子の場合は産卵の回数が増えるため、さまざまな病気や不調につながります

男の子も例外ではなく、交尾行動や愛情表現である吐き戻し等で怪我や病気につながったり、精巣の発達による神経の圧迫なども起こってしまいます。

今回は慢性的・過剰な発情を抑える対策について考えてみたいと思います🙋

オカメインコをはじめとする鳥さんの発情対策

巣箱は使わない

特に女の子は巣や巣箱は発情を促してしまうので、繁殖の予定がない限りは入れないようにします。
他にも狭くて薄暗い場所は巣のように思ってしまうので、放鳥時など物や家具の隙間に入り込んでしまわないよう注意が必要です。

鏡やおもちゃは様子をみつつ使用する

オスメス共に鏡やおもちゃも発情を促すことがあります。
発情しすぎてしてしまうようなら使わない、代わりに他のおもちゃも試してみると鳥さんの楽しみも広がりそうです。

背中を撫でない

メスの場合、交尾を連想させるので背中はあまり撫でないようにします。
うちの鳥さん(♀)は首の後ろをカキカキすると発情してキュイキュイ鳴くので、鳴きだしたらやめて気をつけるようにしています。

カゴに紙やおが屑を敷かない

紙を千切ったり下に潜り込んだりすると巣作りをしている気分になり発情してしまうことも。
うちは女の子ですが男の子もなのかな…?🤔
紙の上にフン切り網を乗せれば防止できそうですが、フン切り網は怪我の危険や掃除のしにくさなどから外されている方も多いかと思うので(わが家も付いていないです)、悩みどころです…😔

明るい時間を長くしない

野生の鳥さんの発情・産卵時期は、暖かくなって日照時間が伸びる時期です☀️
ですので、飼育下の鳥さんもできるだけ自然に近い状態にすることが望まれます。
日照時間を適切にすることで発情抑制にもつながります。

繁殖の予定がなければ、日が沈んだら暗い部屋に移動したり布をかぶせてあげるような、明るい時間を短くする早寝遅起き生活がいいみたいです。
ただ薄暗い中は逆に発情を促してしまう場合もあるので、様子を見ながら鳥さんに合った時間でうまく生活できるといいですね。

夜は静かな部屋にカゴを移動するのも良いですが、わが家はワンルームなので夜は豆電気にして、カゴには布を被せています。
電気をつけた部屋でカゴに布を被せると巣作りしちゃうので…😨

夜こちらの様子をじっと伺うレモン氏

夏は暑く冬は寒く

上記と同様に夏は暑く冬は寒い、自然に近い環境が望ましいです🌄
鳥さんは熱帯地方の出身が多く、日本の夏の高い湿度や冬の厳しい寒さは体調をくずしたり時に命を落としてしまいます。
特に0〜1、2歳の頃は抵抗力が低いので、寒い時期の保温は重要です。

しかし成長して発情時期を迎えた鳥さんには、夏暑く冬は多少寒くしてあげることが日本で過ごしてもらう上での丈夫な体づくりのためにも必要かもしれません。
自然に近い環境にしてあげることで過剰な発情の抑制にもつながります。

過保護になりすぎず鳥と人の距離を保つ

愛情いっぱいの飼い主さんはときに過保護になってしまいますが(私もなりがちです☺️笑)、愛情を注いで毎日しっかり様子を見てあげているからこそ、無理をしない対策がとれるのではと思います。
可能な範囲で過ごしやすく、病気になりにくい身体づくりをしてあげたいですね😌

【参考サイト様】
参考にさせていただきました。
ありがとうございます!🙇‍♀️

小鳥の産卵 | りっか動物病院
飼い鳥の発情
小鳥さんの発情コントロール|小鳥の病気なら川口市の小鳥のセンター病院・中央|小鳥専門病院
ブログ|みやぎ小鳥のクリニック
飼鳥の過剰な産卵の防止法

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3 Replies to “様々な病気につながる!?オカメインコの慢性的・過剰な発情を抑制しよう”

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